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175件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1972-03-24 第68回国会 衆議院 法務委員会 第10号

畑委員 平出先生並びに藤木先生、両参考人の御意見を先ほど来拝聴いたしました。おおむねお二人の御意見、実は私、同感でございまして、私、提案者じゃございません、提案者は別に自民党委員の方が提案者でありまするが、両先生が若干問題にされておる点は、たまたまこの前の委員会におきまして私が指摘したこととほとんどそっくり同じであります。したがって、質問する事項とてはそんなにないのでありますけれども、私も一番問題

畑和

1972-03-21 第68回国会 衆議院 法務委員会 第8号

畑委員 私は、議員立法にした理由は何かということについて質問したつもりはないのですが、しかし、関連があるから議員立法にした理由まで申し述べられたのでありましょうから、これはそのままお聞きいたします。  ところで、われわれ立法府でありますから、もちろん本来は、ほとんど立法の多くの部分を議員提案をするということがむしろ本来であろうと思う。本来であろうけれども、実際にはそうでないというのが現状であるので

畑和

1972-03-21 第68回国会 衆議院 法務委員会 第8号

畑委員 私は、今回自民党から提案がございました火炎びん使用等処罰に関する法律案について質問をいたしたいと思います。  そもそも、この火炎びん使用等処罰に関する法律案につきましては、前の国会の際に自民党のほうからわれわれ野党に非公式に話がございまして、この必要性緊急性にかんがみて、ひとつ議員立法与野党一緒になって提案しようではないか、そして議決をしようではないか、こういうようなお話がございましたけれども

畑和

1972-03-17 第68回国会 衆議院 法務委員会 第7号

畑委員 実際の裁判所事件の進行などを、私、最近はあまり法廷へ出ないから必ずしも自分で実感したわけじゃありませんが、私のむすこなどの体験等を伝え聞いておるにすぎないのでありますけれども、最近は非常に事件がはけないということです。もっともそれは場所的な均衡がとれない点があると思います。しかし、必ずしも事件が多いところに急にたくさんふやすわけにもいかぬ。それでいて案外ひまな裁判所も実際にはある。そうかといって

畑和

1972-03-17 第68回国会 衆議院 法務委員会 第7号

畑委員 沖繩関係は別といたしまして、判事補六十六名の増員要求をされていて、それに対して増員の実際認められたのが九名、それから書記官が八十一名の要求に対して九名、調査官が六十九名の要求に対して十五名、事務官二百九名の要求に対して七十五名、それから廷吏八名、それから行(二)関係八十一名、医(三)表の二十一名、こういう要求になっておるようでありますが、この三つともゼロ、合計して五百三十五名の要求増員

畑和

1972-03-17 第68回国会 衆議院 法務委員会 第7号

畑委員 私は、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案につきまして、またそれに関連する若干の予算関係等につきましても質問をいたしたいと思います。  うちの党で、この前土井たか子さんがいろいろ詳細にわたって質問をいたしましたけれども、若干その落ち穂拾いというような意味で、順序というのにあまりこだわらず質問いたしますので、おもに最高裁のほうからお答えをいただきたい。私の質問が、結局きょうおいでになっている

畑和

1972-03-14 第68回国会 衆議院 法務委員会 第6号

畑委員 だいぶ、正反対に違う。見解が違うのだからしかたがないけれども、いまのお話によりますと、三つあげられましたが、そのうちの一つをとってみると、審査の対象は任命行為じゃないということでございますが、国民審査法の第一条には、「最高裁判所裁判官任命に関する国民審査については、」とはっきり書いてあります。これは一つの、やはりだれだれを任命したということの任命行為行政行為、つまりあくまでその行政行為

畑和

1972-03-14 第68回国会 衆議院 法務委員会 第6号

畑委員 ところであなたは、新聞の報道によりますと、この問題に関して、横田長官石田長官のいずれの場合も審査しなかったことについては特に詰めた議論はなく、公文書も残っていない、意見書が出れば内閣法制局と検討しなければならない、こう言っておるのですね。この意見書というのは、先ほど私が申し上げました日弁連の意見書です。大体私が言うたとおり、むしろその意見書に大体のっとって、私、同意見ですから申し上げたにすぎないのでありますが

畑和

1972-03-14 第68回国会 衆議院 法務委員会 第6号

畑委員 私は本日は、最高裁判所長官任命後に最初に行なわれます衆議院議員の選挙の際にあわせて行なう国民審査、この問題について、その点だけに大体しぼりまして質問をいたしたいと思っております。  いままで最高裁判所長官任命された方は、初代が三渕さん、二代目が田中耕太郎さん、三代目が横田喜三郎さん、四代目が横田正俊さんで、五代目が現在の石田和外さんでございます。  そこで、最初の三人の最高裁長官につきましては

畑和

1972-03-08 第68回国会 衆議院 法務委員会 第4号

畑委員 それは、いきさつは私の若干考え違いがあったかもしれぬ。私は、二人だと評決のときにむずかしいということがネックになったというふうに考えておったんだが、あるいはそうじゃなくて、別の、あなたの言われるような意味合いから見送られたんだと思いますが、しかし、そのときには、法曹一元化ということとの関係ということになると、やはり人員の問題だと思うのですね。そうでしょう。その関係で、それとの見合いということで

畑和

1972-03-08 第68回国会 衆議院 法務委員会 第4号

畑委員 それが問題だと思うんだね。大体規則を制定しようと考えたのは、この前、昭和三十一年のころにあなた方のほうで、いままでの原則はきまっておりますが、そこで、二人制をひとつ設けたいというような考え方をあなた方が出された。ところが、それは結局、法務省関係で検討され、法制審議会で検討された結果、まあ一番ネックになったのは、おそらく、二人制だと評決の際に、単独かあるいは奇数でないと多数決できめかねるというようなことが

畑和

1972-03-08 第68回国会 衆議院 法務委員会 第4号

畑委員 冒頭ひとつ委員長に要望しておきます。  きょうの委員会については、理事会はきのうやったのです。きょうは理事会を省略して、冒頭から私が皮切りに質問することになっておった。それにもかかわらず、途中で闖入をして質問をされるというようなことは、今後ひとつ厳に慎んでもらいたい。そうでなくちゃ運営はできませんよ。(高橋(英)委員「きのうは欠席したけれども、その前の委員会でぼくがやることになっておった」

畑和

1972-03-07 第68回国会 衆議院 法務委員会 第3号

畑委員 最高裁考え方は大体わかりました。結局、私がいま意見を申し上げましたが、具体的に、少なくとも立法によってその再任の基準を明らかにすべきである、そうでなければ、私は、最高裁自由裁量という名のもとに、いわゆる全人格的な評価とかなんとかいって、非常に抽象的な形で、青法協問題等も頭に入れてやられる可能性が非常に強いということを心配しておる。また世論もそういうところにある。しかも、この前の宮木判事補

畑和

1972-03-07 第68回国会 衆議院 法務委員会 第3号

畑委員 そこで私、意見があるのですけれども、そうした状態で、いま大体裁判官として百名くらい定員よりも足りない、こういう状態である。またこれから先定員も、いろんな公害裁判その他でふやさなければならぬというような要請下にある。ところが、なかなか実際に充足できないでおるというような事情があるわけです。  反面、また例の再任問題が去年以来特にやかましくなってきております。しかも判事補が十年たって再任をされるということが

畑和

1972-03-07 第68回国会 衆議院 法務委員会 第3号

畑委員 私は、本日議題となっております裁判所職員定員法の一部改正法案質疑をいたすわけでありますけれども、そのこまかい質疑をいたします前に、どうしても前提として触れておかなければならぬ、質問しておかなければならぬという問題がございます。というのは、いま再び非常に問題になっております判事補再任の問題でございます。この問題に対する最高裁考え方を聞きただすことでなければ、裁判所職員定員法一部改正法案

畑和

1971-12-22 第67回国会 衆議院 法務委員会 第8号

畑委員 結局、その登記協会なんといったって外郭団体で、あとでいろいろ法務省関係にお聞きしますけれども、法務局長をやられた古手の人たち理事になって、まあいい意味もあって、われわれが先頭を切ってやらなくちゃならないということでつくられたのかもしらぬ。いままでコピー会社か何かに下請をやらせていた、それが、どうもコピー会社のほうでかなわぬというようなこともあって、いろいろむずかしい問題なんかあって、それでひとつ

畑和

1971-12-22 第67回国会 衆議院 法務委員会 第8号

畑委員 いま両当局から答弁を聞きましたけれども、できる限りやっておるのだ、特にその実態はわかっているから、ほかのところに比べてできるだけやっておるのだ、特にそれを補らために、大蔵省のほうも下請予算を出しておる、こういうようなお話でございます。私がこれから問題にするのは、まさにその下請の問題です。下請関係で、一体それをやって効果をはたしてあげているかどらかという問題が一つはあるわけです。同時にまた

畑和

1971-12-22 第67回国会 衆議院 法務委員会 第8号

畑委員 私は、きょうは法務関係、特に法務局登記関係の問題について質問したい。  御承知のように、最近異常に登記事件が激増いたしております。三十四年以降この十年間における甲号事件、すなわち登記申請事件、それから乙号事件、謄本、抄本の事件、これを合わせますと、両方とも非常に激増いたしておりまして、私の推定では、三倍から四倍に十年間でふえているというふうに思います。これは間違っていたらひとつ御指摘願いたいのですが

畑和

1971-12-15 第67回国会 衆議院 法務委員会 第7号

畑委員 そこで、本土復帰にあたって沖繩裁判官検察官、これの給与本土裁判官検察官給与制度の中にどのようにして移行さしていくかという問題がございます。これは衆議院をきのう通りました特別措置法の六十四条、裁判所職員の特別の手当、それに関連しまた三十二条あるいは五十五条の一項、こういったものとの関連がございますが、これをどういうふうにしてだんだんアジャストしていくか、それを伺いたい。

畑和

1971-12-15 第67回国会 衆議院 法務委員会 第7号

畑委員 続いてそれでは第二の質問最高裁事務総局から調査室を通じていただいた資料で、「本土沖繩裁判官検察官の報酬(俸給、給料)月額」こういった資料がございますが、この資料によって沖繩裁判官、それから検察官給与実態日本本土の場合と比較して調べてみますると、初任給本土に比べて相当高い。そしてその後四、五年の間は本土の場合より同じく高いのですが、反面上のほうは、沖繩高裁首席判事などは

畑和

1971-12-15 第67回国会 衆議院 法務委員会 第7号

畑委員 私は、簡単に二点について質問をいたします。  最初の問題は、さきの六十三国会で成立しました沖繩弁護士資格者等に対する本邦の弁護士資格等の付与に関する特別措置法、こういうのがございましたが、そこの第二条第四項によりますと、「選考に合格した者は、その選考に合格したときに、裁判所法第六十七条第一項の規定による司法修習生修習を終えたものとみなす。」ということになっております。そのため、本土復帰

畑和

1971-12-10 第67回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会法務委員会文教委員会社会労働委員会逓信委員会連合審査会 第1号

畑委員 私は奄美方式によりましても、やり方によってはそんなにくどいことはないと思うのです。事件が相当多い関係もございますけれども、しかし、これは外国判決規定、これによって大体はまかなえる、国外犯等規定によって相当まかなわれると思うのです。それで、それに該当しないものがある、したがってそういうものは奄美方式じゃぐあいが悪いじゃないか、こう言われるのだろうと思うのでございますが、国外犯で処理する

畑和

1971-12-10 第67回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会法務委員会文教委員会社会労働委員会逓信委員会連合審査会 第1号

畑委員 いまの法務大臣お答えによりますと、奄美の場合との違いとして、奄美の場合は非常に期間が短かった。今度の場合は相当長くて、しかも法秩序奄美の場合よりもずっと現在まで安定して保たれておった。したがって、そうした法律秩序安定状態をそのまま引き継ぐほうがむしろよろしい、こういうようなお話のようでありました。  ところで、これは筋論としてはあくまで私は奄美方式がよろしいと思います。これは日本

畑和

1971-12-10 第67回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会法務委員会文教委員会社会労働委員会逓信委員会連合審査会 第1号

畑委員 私は法務関係の問題につきまして、いままでのいろいろの質問とはずいぶん違いまして、きわめてじみでございますけれども、しかもきわめて短い、四十五分という持ち時間でございますので、広範にわたりたいとは思いますが、それができません。一、二の点について質問をいたしたいと思います。  まず、協定第五条による裁判効力の問題について質問をいたします。裁判効力の存続あるいは承認、これにつきましては、民事裁判

畑和

1971-12-08 第67回国会 衆議院 法務委員会 第6号

畑委員 そういうことだということならば、これ以上いろいろ追及してもしかたがないんですが、ただ私は、形はどうもそういう形のようだ。  そこで、この法案のまたその案というか、法務省とそれから警察当局のほうで考えたいわゆるたたき台、これをわれわれも実は刑事局のほうから、その案の案というものをもらって私も拝見をいたしたわけです。まだ拝見したばかりで、いろいろの面等もまだしさいに検討する段階まで来ておりませんけれども

畑和

1971-12-08 第67回国会 衆議院 法務委員会 第6号

畑委員 それは話は逆なんじゃないですか。やはりあくまで、最初自民党の中にそういった立法が必要だというような、それは話はあったかもしれませんけれども、現に自民党法務部会あたりでも、まだ問題になっていないようなふうに聞いている。どうも上から上からと来ているような感じがする。最初はそもそも、やはり新聞の報道するように閣議で問題になって、そこで警察関係責任者国家公安委員長がこれは立法する、こうやったわけです

畑和

1971-12-08 第67回国会 衆議院 法務委員会 第6号

畑委員 いろいろ新聞などにも出ておりますけれども、例のゲバ学生が盛んに使っております火炎びん、この取り締まり、その使用についての処罰をやろうといったようなことが最近新聞に出ております。これを何とかしなくちゃならぬというようなことにつきましては、私たちにおきましても考え方は同じでありますけれども、ただ、形の問題で少しわからない。  そこで、私はきょうお尋ねいたすのですが、最近火炎びんで警官が焼き殺されたり

畑和

1971-12-01 第67回国会 衆議院 法務委員会 第4号

畑委員 いまの公安調査庁長官お話によると、中部公安調査局の第一課長の談話、これは一般的な調査権限の話をしただけであるというようなお話のようでありますけれども、そのときは、当然古市調査官がそういった調査の意図を持って川上判事補に会ったということはわかっているはずであります。  そこで、私、先ほど読み上げなかったのですが、その最後に、「ただ、そのとき川上判事補に断られて引きさがっており、情報提供を強要

畑和

1971-12-01 第67回国会 衆議院 法務委員会 第4号

畑委員 私は本日、主として公安調査庁のほうにお伺いをし、また同時にあわせて、最高裁からも人事局長がお見えになっておりますから、最高裁考え方等も承りたいと思います。  というのは、ついこの間でありましたが、十一月十九日の朝日新聞の報道するところによりますと、その前の十月の二日に開かれました司法独立を話し合うつどい、こういう裁判官のつどいがございました。二百八人ほどが集まりまして、司法独立について

畑和

1971-11-17 第67回国会 衆議院 法務委員会 第3号

畑委員 先ほどの問題と関連をするのですけれども、国家公安委員長がたまたまほかの委員会のほうにとられてしまっておいでにならない。実は国家公安委員長に直接お尋ねしたいと思っておったのでありますけれども、おられませんので、警察庁の参事官おいでのようですから、参事官デモの規制の問題について具体的に質問したいと思います。  最近、御承知のように、沖繩返還協定をめぐってその反対のデモが連日繰り広げられております

畑和

1971-11-17 第67回国会 衆議院 法務委員会 第3号

畑委員 その辺、なかなか政治的な答弁でどうもはっきりしないのですけれども、とにかくいま現在問題になっているのは、次々とデモが連日繰り返されておるのですね。それで、一番最初の十一月十日の件について、都の公安委員会のほうで条件をつけた。進路を変更する条件をつけた。ところが、それに対して仮処分の申請をして、それが執行停止になったことに対する総理大臣の伝家の宝刀というか、普通めったに抜いてはならぬものを最近

畑和

1971-11-17 第67回国会 衆議院 法務委員会 第3号

畑委員 ちょっと関連して質問をいたします。  先ほど官房長官の話を承りますと、非常に表現の自由を尊重することは重大である、しかしながら、今回の場合はそうした過激派集団が潜入したりなどして混乱を来たすおそれがある、こういうことも今度の異議の大きな一つ理由になっておるようであります。この過激派集団は、われわれのこの間のデモ、あの総評関係デモとは関係ないのでありまして、総評の中にはそうした過激派集団

畑和

1971-10-12 第66回国会 衆議院 法務委員会 第4号

畑委員 生産性向上運動は、そうした労働問題よりももっと別の高い次元の問題、労働組合に加入しようとしておるまいと、国鉄職員である以上は国鉄を愛する、こういう考え方に立たなければならぬ、したがって、この運動を進めるのは、その組合関係とは別の次元だ、それから出発しているのだから、したがってそれさえ区別しておればいいんだ、こういうようなお考えのようでありますけれども、ところがなかなかそうはいかない。幾ら国鉄当局

畑和

1971-10-12 第66回国会 衆議院 法務委員会 第4号

畑委員 総裁の言われることは、一応形は整ってりっぱだと思うのです。ところが、実際にはなかなかそういかないと私は思うのです。大体国鉄における生産性向上運動マル生運動、このことが、私は不当労働行為にどうしてもつながる必然性を持っておるような気がしてならないのであります。総裁も純粋な生産性運動、本来あるべきマル生運動というのは、不当労働行為に絶対つながらないのだ、人権侵害にならないのだ、こう割り切っておられますけれども

畑和

1971-10-12 第66回国会 衆議院 法務委員会 第4号

畑委員 国鉄総裁に伺います。  最近、国鉄労使の紛争のもとになっております、国鉄当局で進めております例のマル生運動、これに伴う各種の人権問題が続発いたしておるわけです。もっとも不当労働行為そのものが、同時にまた労働者団結権を侵害するという意味におきまして、これまた基本的人権を侵害することになるわけでありまして、そういう点につきましては、特にきのうの社労委員会においていろいろ追及がなされ、質疑応答

畑和

1971-07-23 第66回国会 衆議院 法務委員会 第2号

畑委員 それでは最高裁のほうにお聞きいたします。  事務総長が間もなくどうしても退室されるということでございますから、最高裁総長には先にそれだけ聞いておきます。こまかいことはまたほかの局長に聞くことになるわけで、私はきょう御質問してゆっくり究明したいと思っておったのでありますが、そういう事情で若干それが腰を折られたような感じがするわけです一それは、この間あなたのところで「裁判所時報」の号外というものを

畑和

1971-07-23 第66回国会 衆議院 法務委員会 第2号

畑委員 新聞の報ずるところによりますと、結局本件の場合、証言を拒否した。裁判所のほうではそれに対して、ただもう証言を拒否したから、無理に言わせるわけにいかぬということで打ち切ったようでありますが、それに対する措置としては、裁判所決定で、状況によっては正当な理由がなければ五千円以下の過料に処するという決定をすることができるということになっておる。これは百六十条です。百六十一条には、今度は刑罰規定として

畑和

1971-07-23 第66回国会 衆議院 法務委員会 第2号

畑委員 私は、きょうは最高裁に中心的に聞こうと思います。  一つの問題は、「裁判所時報」の号外に出た問題です。そのほかに、法務大臣のほうに恩赦の件とか、あるいはまた、通告はしてなかったのですが、例の新聞等で問題になっておる、これは裁判所にも関係があるのですけれども、例のTBS放送記者の城所さんという人が証言を求められるために勾引されて、しかもその結果証言を拒否したという事件、この点について、岡沢君

畑和

1971-05-21 第65回国会 衆議院 法務委員会 第22号

畑委員 いま、いままでの例を人数だけおっしゃいましたけれども、具体的にどういう理由再任をしなかったのかというのをあとで書類ででも出してください。そうすれば私は了解できる。  結局今度の場合は少し違うのですね。理由にしましてもいろいろありますよ。ちょうど心身の故障によって職務をとることができないというふうに裁判で認定された場合はもちろん憲法でやめさせることができるんですけれども、それに近いような事実

畑和

1971-05-21 第65回国会 衆議院 法務委員会 第22号

畑委員 事務総長は勘違いしておられるのです。私は何も判事補から判事への再任の問題を言っているのじゃない。また判事を十年やってそれから再任ということもあるのでそのことも含めてですが、今度はたまたま判事補から判事になるその十年間の任期の問題が問題になっているからでありますけれども、私は判事補判事になることについてだけ言っているんじゃないんです。その点はひとつ誤解のないようにお願いしたいのです。  それで

畑和

1971-05-21 第65回国会 衆議院 法務委員会 第22号

畑委員 司法独立とは一体何か、また裁判所あり方は一体どうあるべきかということについて、今日ほどそれが問われているときはないと思っております。例の一連の今度の最高裁人事行政の処置、このことがそうした司法権独立あるいは最高裁判所あり方裁判官あり方、こういうことと関連しまして、国民に非常に大きな関心を呼んだ、こういうことだと私は思います。  そこで、この一連の問題につきましては、去る四月の

畑和

1971-05-19 第65回国会 衆議院 法務委員会 第21号

畑委員 高柳先生和田先生にまずお伺いいたしたい。  先ほど来、お二人の先生と同僚の小澤太郎委員との間の質疑応答で、お二人の意見がたいへんはっきりしてきたと思うのです。大体お二人の先生の御意見はほとんど一致いたしておると思うのです。司法権立法権との関係国会調査権の問題、すなわち最高裁長官を、一体われわれが一連事件等のような場合に国会へ召喚できるかどうかという第一の問題については、両先生とも消極

畑和

1971-05-19 第65回国会 衆議院 法務委員会 第21号

畑委員 きわめて簡単に質問いたします。  観点を変えまして、田上先生にお伺いしたい点が一点ございます。それというのは、いまの裁判官任命制度のうちで、最高裁裁判官任命制度は、御承知のように内閣がこれを任命することになっております。そして任命されたその最高裁裁判官十五名によって構成される機関が、三審制度の最終の裁判機関であると同時に、下級裁判所のすべての指揮監督をする司法行政の最頂点である。

畑和

1971-05-18 第65回国会 衆議院 法務委員会 第20号

畑議員 伝えられる政府案とわれわれの案との基本的な一つの違いは、われわれの案は、先ほど申し上げましたように、民法七百九条の過失責任主義、これに対する公害に関してだけの例外の、しかも一般規定、こういうふうに御承知を願いたい。それに対しまして政府でいま考えておられる法案の要綱を伺いますると、やはり従前のような考え方を捨て切れない。すなわち、かつて私が法務大臣公害国会議論をいたしましたように、縦割り

畑和

1971-05-18 第65回国会 衆議院 法務委員会 第20号

畑議員 非常に公害対策本部並びに法務省は慎重に考えておられるようです。  七百十九条の問題ですね。それが先ほども言われたように、四日市あたりの集合したところ、それとまた東京あるいは大阪、こういったところで、一体だれが犯人だかわからぬといったようなところと二種類あるわけです。四日市あたりにつきましては共同不法行為についての七百十九条の問題についても比較的解決しやすい点があるのですが、そういう点が大阪

畑和

1971-05-18 第65回国会 衆議院 法務委員会 第20号

畑議員 今回社会党、公明党、民社党三党で提案をいたしました本法案について、その提案の大きな理由、それを御説明いたしたいと思います。  いままで民法の大原則というものがございまして、民事上の私法上の損害賠償の際には故意過失が必要である。故意過失が相手方になければ損害賠償を請求することができないという民法七百九条の大原則がございます。この民法七百九条の大原則というものは、近代の最近までの資本主義

畑和

1971-04-28 第65回国会 衆議院 法務委員会 第18号

畑委員 そうだとすると、「抵当権消滅」というのは第三節ですね。第四節が根抵当になるのだから、これは逆になっていると思う。消滅や何かは全部に通ずる問題じゃないですか。それが消滅が先に行っちゃって、根抵当権特則だからということかもしらぬけれども、第四節に行ったというのは、順序が少し逆のような気がする。その点はやはりそうでないとぐあいが悪かったのですか。

畑和

1971-04-28 第65回国会 衆議院 法務委員会 第18号

畑委員 この根抵当権というのは、金融関係その他でいろいろ利用され、経済活動において非常に利用される度合いが多いわけで、一つの新しい制度だと私は思うのですが、今度立法されたのは民法のうちの三百九十八条ノ二以下で、全部で二十二までにわたって枝葉になるんですね。このていさいの問題ですけれども、こうするくらいならば、そういった一つの領域でもあるから、根抵当に関する単独立法ということがむしろよかったような

畑和

1971-04-28 第65回国会 衆議院 法務委員会 第18号

畑委員 のどをこわしているので高い声が出ないのですが、こういう低い声で失礼だが、そのうちなれてくるだろうから……。  民法の一部を改正する法律案について質問いたします。まず最初に、今度根抵当について、いままで判例法上だけ認められておったものをちゃんと立法化して、そして判例であるから、したがって解釈もいろいろある、それを今度は明文できめるということになった。この必要は非常に認めるわけですが、ところで

畑和

1971-04-13 第65回国会 衆議院 法務委員会 第16号

畑委員 人事の秘密、人事の秘密とあなた方は言いますけれども、一体どうして人事の秘密だからといって全然公開できないのですか。本人たち理由を明らかにしてほしい、こう言っているのですよ。そして世論も、ほかの場合と違ってここまで世論も注目をし、関心を持っておるときでありますから、人事の秘密ということ一点ばりであなた方はわれわれに対してその理由を明らかにしないが、せめて本人に対してだけでも明らかにしなければいかぬと

畑和

1971-04-13 第65回国会 衆議院 法務委員会 第16号

畑委員 先ほど来のいろいろな答弁を聞いておりましたのですが、あるときは、今度の新任問題なんかに関しては青法協の会員であったなどということはちっともわからなかった、それで、いろいろ新聞等に書かれて初めてわかった、青法協とは無関係であるというような意味答弁を先ほどの自民党委員に対して人事局長はされたかと思うと、また、青法協だけを理由としたのではない、こういう答弁もあるということでありまして、その点

畑和

1971-04-13 第65回国会 衆議院 法務委員会 第16号

畑委員 私がこの問題につきましていろいろな質問をいたしまする前に、ここに至りました一昨年来の歴史的経過をちょっと振り返ってみたいと思います。  まず一昨年に東京都の公安条例違反事件、これが無罪となりました。ところが、それに対して自民党の側から偏向裁判だというようなことで、いわゆる偏向裁判の批判がきびしくなされたのであります。それからさらに自民党司法制度調査会、こういうものが設置をされて、制度並びに

畑和

1971-03-23 第65回国会 衆議院 法務委員会 第14号

畑委員 民事局長の言われるとおりではありますけれども、ただそういうことが軽く扱われることに通じはせぬかということを言っておるのです。理屈上はあなたの言うとおりですよ。記名捺印だって署名だって同じた、それはそのとおりですよ。だけれども、それだったら今度の改正でこれだけ問題になるはずがない。扱いがそれだけ簡単になれば、やはり簡単に扱われてしまうおそれがある。裁判官といえども記名捺印する以上は責任を持たなければならぬ

畑和

1971-03-23 第65回国会 衆議院 法務委員会 第14号

畑委員 私は、今回提案になっております民事訴訟法等の一部改正法律案について、若干質問いたしたいと思います。大体いままでもほかの委員の方からいろいろ質問がありましたので、なるべく重複を避けて質問をしてみたいと思うのであります。  今回の民事訴訟法等の一部改正の企図するものは、裁判所における決定あるいは命令、そういったものが裁判官の署名と押印によって行なわれておったわけでありますが、それを例外として

畑和